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宮古島池間方言の中舌母音の調音

Abstract : 南琉球宮古島の諸方言には,琉球方言に共通して見られる3母音/a, i, u/に加え,中舌母音または舌尖母音と呼ばれる特殊な母音が存在する。この母音(ここでは/I/と表記する)の実態については未解明な点が多く,その音響特徴や調音特徴,名称も含め議論がなされてきた。本稿では宮古島の池間方言話者の男性2名の頭部の正中矢状断のリアルタイムMRI画像をもとに,母音/I/, /a/, /i/, /u/の調音を検討した。その結果,声道の狭めが/a/は上咽頭部,/i/は硬口蓋後部,/u/は軟口蓋部にあるのに対し,/I/は硬口蓋の比較的前方に認められた。これらの話者の今回分析した検査語では,/I/は中舌的ではなく舌先的調音であるといえよう。これに対し,同じ話者の音声のF1,F2の母音図では,/I/は/i/と/u/の中間に位置し中舌母音的特徴を示しており,調音結果と一見一致していないようにみられた。今後検査語数を増やし,この母音の調音・音響特徴の検討を進める予定である。
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https://halshs.archives-ouvertes.fr/halshs-01980369
Contributor : Shigeko Shinohara <>
Submitted on : Monday, January 14, 2019 - 1:27:01 PM
Last modification on : Monday, July 20, 2020 - 4:32:02 PM

Identifiers

  • HAL Id : halshs-01980369, version 1

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Citation

Masako Fujimoto, Shigeko Shinohara. 宮古島池間方言の中舌母音の調音. Proceedings of the 32nd General Meeting of the PSJ, pp.120-125, 2018. ⟨halshs-01980369⟩

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